チャリティーで冷水被る大富豪、ビル・ゲイツ氏を挑発

 大富豪のマーク・ザッカーバーグ氏が自身のフェースブック上で、バケツで冷水を浴びるという荒行の動画を披露している。これは、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の寄付キャンペーンの一貫として行ったもので、大富豪たちに資産の半分の寄付を勧める運動ギビングプレッジを行うビル・ゲイツ氏に、荒行を行うよう挑戦状を送った。

 これは、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の撲滅を目指す団体「ALS ASSOSIATION」への寄付を増やそうと、ALS患者が「Ice Bucket Challenge」というキャンペーンをSNS上で展開しはじめ、同団体への寄付が増えているという。7月の下旬からすでに570万ドル以上が集まっているという。

 ルールは寄付をするか、したくなければ冷水をかぶるというもの。両方を行うことも可能だ。そして、その後は3人の名前を指名しなければならない。

 ザッカーバーグ氏は、ニュージャージー州の知事から指名を受けたために行った。そして自身が指名したのが、ネットフリックスCEOのリード・ヘイスティング氏、フェイスブックCOOのシェリル・サンドバーグ氏、そして、マイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏だった。

 ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェット両氏によるギビングプレッジは大富豪の間でも賛同者が多数出ており、成果を上げている。社会貢献の方法はさまざまあるが、ちょっと志向の違うエンターテイメント性の高い、この話を振られてしまった。

 ゲイツ氏は現在、スーパーヨットで家族と長期休暇を過ごす姿を伝えられている。ちなみに、マイクロソフト現CEOのサトヤ・ナデラ氏はすでに荒行を行ったそうだ。挑戦に乗るのかどうか。

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