絶好の売り時迎えたフェラーリ、沸騰アンティーク市場

 ここ10年の車、アート、ワインなどのアンティーク投資状況で、最もリターンが高いインデックスは車で、469%になることがわかった。次いで、アート226%、ワイン226%、コイン221%、切手195%と続いた。

 英不動産会社ナイトフランクの調査によると、高級品のアンティーク投資を指数化した「ナイトフランクラグジュアリー・インベストメント・インデックス」(KFLII」は10年で182%、5年で44%、12カ月で6%だった。いずれにしてもFTSE100指数も上回っている。



 どの期間においても最も指数が高いのは車だった。他はコイン、アート、ワインなども高リターンだった。

 車で象徴的なものとしては、今夏のボンハムオークションにて3800万ドルで落札された、フェラーリ250GTO(1962年製)で、フェラーリとしては史上最高額となった。

 KFLII全体に四半期の推移で見れば、2012年からは伸びが鈍化してきており、ピークに近付いているように見えなくもない。フェラーリなどは絶好の売り時を迎えていると言っても過言ではない。

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