メルセデスベンツも自律走行車発表

 独メルセデスベンツは6日、自動運転コンセプトカーである「F015 ラグジュアリー・イン・モーション」を発表した。


「F015 ラグジュアリー・イン・モーション」
 メルセデスベンツのディーター・ツェッチェ会長は「まだ誰もが自動車の自律走行について把握していない。自動車は今後、輸送の手段としてだけではなく、最終的にはモバイル生活空間になる」としている。

 快適な住空間として位置づければ、自動車が安全を確保した上で自律走行することが必要となる。もちろん、人間が自ら運転することも可能で、内部には6個のディスプレイがあり、外の様子が映し出されたり、タッチパネル方式で操作ができるようになっているようだ。

 安全面では、障害物や人間などを自動で感知する。また、前後部の両方に大型LEDディスプレイを設置し、「STOP」「SLOW」など文字情報を外部に伝えて安全をより確保するようになっているようだ。また、音声情報を外部に共用できるようにもなっている。
 
 ハイブリッドシステムによって、1100キロ走行が可能だという。

 すでに独車のライバルである、BMW、アウディは、自律走行車のコンセプトカーを発表。今後は各社ともに自律走行モデルの争いが始まろうとしている。

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