米ニューヨークの高級タワーマンションのドアマンが、住民にサービスしすぎたという理由で解雇されたことが、米紙NYポストの報道でわかった。
高級タワーマンションは一昨年に竣工されたクイーンズ27で、41歳の男性が人材会社からドアマンとして同地に配置されたという。職務はドアマンだが、実際の仕事はかなり多岐にわたった住民サービスに及んでいたという。
頼まれれば、ペットの世話をしたり、時には家事を手伝ったり、植物への水やりを行ったりと広範囲にわたっていたと本人も証言している。会社側から言われた理由としては「よくしすぎた」ことだという。ドアマンが実質的にはコンシェルジュか、それ以上の仕事をこなしていたことになる。
ちなみに、クイーンズ27の賃料は月4200ドル(約50万円)以上という。元ドアマンの男性は「人生をささげてきた」と取材に語っている。富裕層住民にとってはありがたい存在で、会社にとっては迷惑な存在となる。