女優の米倉涼子さん(39)が、夫の会社社長(37)と別居状態にあり、離婚を決断したと「週刊文春」(4月16日号)が伝えている。そもそも人気女優と会社社長という対局にあたる同士の結婚だが、「人気女優とは『超美人のおっさん』と結婚するということを覚悟しなければなりません」と大手芸能プロ中堅社員はいう。女優と出会い結婚生活を維持するには相当なお金は必要だが、それだけではないようだ。
原因は夫からのモラハラではないか、としている。夫は首絞め、5時間正座をしての説教などを行ったと報じられている。お互いに何らかの埋めがたい溝があったようだ。
そもそも、芸能界と一般社会は完璧に隔絶された世界。まず、芸能人と知り合うことだけでも相当なハードルがあり、富裕層か、もしくはサラリーマンならば、TV局の社員らとなる。
やはり芸能人同士がお互いに理解しやすいために相性が良いのも当然だ。
「人気女優や売れっ子のアーティストが相手なら、超美人のおっさんと結婚するということを覚悟しなければなりません」(前出関係者)
成功し若くしてスポットライトを浴びて、大金を手にする。すべて周囲がおぜん立てをしてくれて、その余力はさらに自身の芸に磨きをかけることに振り向けられる。「基本的には家事は無理です」(同)という。
ちなみに、女優たちがTV番組で料理を披露したりする場面を見かけることもあるが、「あれは、最後に仕上げをすればいいだけに入念にスタッフさんたちが準備をしてくれていますから」という具合だ。また、お部屋訪問のような企画もあるが、スタッフが一夜漬けで必死に片づけることもあるという。実際の女優の日常生活とは、そんな具合なのだ。
生活の維持費がかかるために、一般の人ならばやはり富裕層でなければ生活ができないだろう。ただ、それは最低条件であり、本当の意味での寛容力が必要だ。中には夫が芸能人である妻の仕事に口を出す場合もあり、これでトラブルになったケースも実は数多い。すべてを大目に見てやることだ。
富裕層なら「超美人のおっさん」と出会うチャンスも普通の人よりは多くなるが、結婚はやはり別だろう。芸能人、あるいはTV局員ら職場をともにするカップルがやはりぴったり合う。