国公立医学部現役合格率、甲陽学院が灘を抜き1位

 大学通信、サンデー毎日と週刊朝日が、医学部に強い高校のランキングの集計結果を発表し、国公立医学部合格者数で東海(愛知)が96人で8年連続1位に、また、現役合格率で甲陽学院(兵庫)が23.1%で1位となったことが判明した。

 医学部の難易度が高くなっていることや、首都圏では景気回復の恩恵もあるのか全体的には医学部受験者が減少しているという。また、地方の国公立医学部では地域受験枠を設けるところもあるなどの要因もあるだろうか。 

 医学部人気は相変わらずで難化が進んでいるが、合格者数は東海、ラ・サールの2校が例年のように1、2位を占めた。

◆国公立大医学部合格者数
1 東海    96人
2 ラ・サール 81人
3 開成    70人
3 洛南    70人
5 甲陽学院  67人
6 灘     64人
6 久留米大附 64人
8 昭和薬科大附62人
9 桜蔭    60人
10 東大寺学園 58人
10 愛光    58人

 現役合格率では、甲陽学院、灘の兵庫県勢が1、2位を占める。合格者数1位の東海は合格率では12.0%の8位となる。灘は合格率トップこそ譲ったものの、東大理3に15人の合格者を出すなど質量ともに存在感は圧倒的でもある。

◆国公立医学部現役合格率
1 甲陽学院 23.1%
2 灘    16.9%
3 桜蔭   15.9%
4 愛光   15.7%
5 北嶺   14.9%
6 広島学院 13.3%
7 東大寺学園12.8%
8 東海   12.0%
9 金沢大付 11.9%
10 昭和薬科大付 11.9%

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