IPOジグソー株主に秋元康氏の名が

 今月28日、東証マザーズ市場に新規株式上場(IPO)を果たすIT企業「ジグソー」の株主に、著名音楽プロデューサーの秋元康氏が株主に名前を連ねている。1万1000株を保有し、現状の価格条件では2600万円ほどになる見通し。


ジグソー会HP
 同社の有価証券報告書によると、昨期売上高は5億円、純利益7957万円。平成13年に札幌市でシステム開発受託会社として設立され、現在にいたっている。クラウド、ビッグデータ分析などを手掛けるIT企業で、従業員数48人。

 株主だが、秋元康氏が1万1000株(0.34%)保有している。現在の株価レンジは仮条件で2090~2390円となっているために、単純計算で2600万円になる。株式を持つにいたった経緯などは不明だが、小さい保有比率からすれば、付き合いなどから持ったのではないかとも見られる。

 国税庁の統計によると、「分筆・作曲・芸術家」で50億円~100億円の所得区分に2011年分から最新の2013年分まで3年連続で登場している人物が1人だけ存在する。業界では、この人物は秋元氏しかいないとも言われている。所得レベルからすれば、付き合い程度の投資だと見ることができる。

 最近では、関ジャニ∞の大倉忠義さんが株主に名前を連ね、実父が創業者の鳥貴族も上場して株価は跳ね上がった。ジグソーも秋元氏の名前で株価への反応があるか。

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