1日あたりの平均歩数は、年収1000万円以上の人は高く、400万円未満の人と比べて1753歩も差があることが、ドコモ・ヘルスケアの調査「みんなの“からだデータ”白書2015」のデータによって明らかとなった。
高所得者の方が歩数が多いというデータが出たが、次のような結果となった。1000万円以上と600万円以上の差は小さかったものの、600万円未満、400万円未満となると、大きな差が生じている。
◆年収別平均歩数
1000万円以上 8516歩
600～1000万円 8323歩
400～600万円 7000歩
400万円未満 6763歩
この調査では理由については触れられてはいないが、睡眠時間は年収による変化が見られないために、起きている時間が長いからということではないようだ。男女別でみると、男性8019歩、女性6788歩と差がついていることから、男性の方が高所得者が相対的には多いということも主要因として考えられそうだ。
国税庁発表の平成25年分の「民間給与実態統計調査」によると、年収1000万円以上の給与所得者は男性168万9000人、女性16万9000人というデータとなっている。男女の歩数の差と、高所得者の分布差から考えれば、男女差は可能性がありそうだ。
また、この調査では、ＳＭＡＰファン1601歩に対して、嵐ファン1553歩というデータもあった。
