中国の自動車ディーラーで、中国人女性が、独高級車BMWを購入するにあたって支払いに、10万人民元分をすべて1人民元で支払うという出来事がこのたびあった。ディーラーの社員20人がかりで6時間掛けて数え上げたという。
こうした出来事は初めての経験というディーラーは、社員20人がかりで午前9時半から数え始めて、午後3時半まで約6時間でようやく数え終えたという。
女性購入者の素性は明らかにされていない。また違った意味での爆買いとなった。
日本では、貨幣法第7条(法貨としての通用限度)に「貨幣は、額面価格の二十倍までを限り、法貨として通用する」とある。つまり、最小単位の1円玉で支払おうとしても20枚までに限られる。5円、10円についても同様となる。ただ、それは売主側が拒否した場合であって、売主が承諾すれば支払いは可能となる。