社長のゴルフの腕前が良ければ経営もうまい、とはよく言われるが、ゴルフに行きすぎる社長の会社は企業価値を毀損する傾向にあるという新たな研究結果が発表された。
年間で22回以上ラウンドした社長の会社のROA(株主資本利益率)は、それ以下のCEOの会社よりも平均で1.1%低い値になったことが明らかになった。22ラウンド以上は上位25%で、上位10%にいたっては37ラウンド以上となっている。
また、最高は146ラウンドだったが、5週間以上もゴルフコース上にいる計算になる。上位25%は平均で34回はラウンドしている。
ちなみに、米ゴルフダイジェストは、ゴルフのうまいCEOランキングを発表したこともある。1位は米EGLのジェームズ・クレーンCEO。
ゆかしメディアでも昨年、ゴルフのうまいCEOランキング、ゴルフうまけりゃ給料も高い?として取り上げているが、株価については、ゴルフ下手なトップの方が上がるという結果も出ているのだ。その一方で、ゴルフの腕前と報酬は比例するというデータもある。
ゴルフはマネージメント力が問われる競技であるため資質としては共通するものがあるかもしれないが、熱中しすぎはマイナスになるということか。