ニュージーランドで地震が起きると日本でも?

 22日午前5時59分ごろに発生した、福島県沖を震源とする地震。午前9時現在、津波警報も発令されている。「東日本大震災のことを思い出して、すぐに逃げてください」というアナウンスが繰り返しされており、津波には十分に気をつけたい。
 2016年も残り40日ほど。今年は、熊本、鳥取、東北と、日本全国を巨大地震が襲った年となった。

 地震に関して、妙だが引っかかる説がある。ニュージーランドで地震が起こると、そのあとに日本でも起こるというものだ。

[前兆]ニュージーランドでM7.8とM6.2の地震が発生!『NZ→日本』の法則


ニュージーランドの地震の様子/Getty Images
 内容についてはリンク先に譲るが、この記事によると、ニュージーランドで大規模な地震が起きたあとに日本でも地震が起きている。

 地震速報の精度は上がってきているが、それでも地震を予測することは現時点ではできない。
 私たちができるのは、備えておくことだけだ。

 災害において一番危険なのは、「油断」だという。高所での作業中に起こる転落事故も、落ちたら間違いなく死ぬというところではほとんど起こらず、もっとも発生するのは飛び降りても大丈夫なくらいの高さだという(むしろそのくらいのほうが、頭から落ちるなどして死亡する確率は上がる)。
 転落する原因はやはり油断、心のスキだ。

 東日本大震災でも、沿岸部に住んでいる人は地震が発生するといち早く避難するため津波の被害者は少なかった。
 もっとも被害が多かったのは、地震が発生してもめったに津波は来ないエリアに住んでいた人だ。
 それらの人たちは、避難警報が発令され一度避難するも、津波が来なかったと判断し自宅に戻ったあとに被害に遭ったケースも少なくない。

 備えあれば憂いなし。また油断はしないようにしたい。

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