ザ・リッツ・カールトン東京の3つのレストランが数カ月に及ぶ改修を終え、報道陣に公開された。
フレンチダイニング「アジュール フォーティーファイブ」と、コンテンポラリーグリルの「タワーズ」チョコレート&ペストリーの「ラ・ブティック」の3つで、タワーズの由来は席から東京タワー、東京スカイツリーの2つのタワーを望めることだ。
店内は「和と西洋の融合」を意識していて、江戸切子を使用した照明、西陣織の細尾の製作したアート作品などが飾られる。
かといって「コテコテの和」でもない。現代調、モダンスタイルな和空間となっている。
提供される料理も、タワーズではフランス人シェフが料理長を務めながらも、素材の持ち味を活かすグリル料理が中心だ。
山梨の信玄鶏、熊本のあか牛など、日本の食材を多く用いるほか、パンにつけるフロマージュにソバの実が使われていたほか、それ以外にもアクセントとしてソバの実を用いた料理が多々出された。
口の中で弾けるソバの実のサクサク感が、料理に新たな触感をもたらす。広がるソバの香りが、味わいにそれまで楽しんでいたのと別のものを追加する。
リニューアルオープンしてからの営業は3月9日(金)より開始される。