うつ病で退職するには?退職したら給付金がもらえるって本当⁉

うつ病で悩んでいるけど、退職金はもらえるの?
うつ病で退職してもお金がもらえる条件が気になる

そんな方に向けて、この記事ではうつ病で退職したときにもらえるお金について、細かく説明していきます。

退職給付金について、不安や疑問があっても大丈夫です。
知識ゼロからでもここでしっかりと学んで、すぐ行動できるようにしていきましょう!

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公的制度の給付金である以上、自分で受給申請することも可能です。

しかし、申請の手続きがややこしく、手順が複雑であるという理由で、あまり活用されていないのが現状です。

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うつ病の方が退職する際の注意点とは?実際の退職の流れも解説

それではさっそく、うつ病発覚から退職を決意した人の実際の流れをお教えしますね。

退職までの流れは以下の流れになります。

  1. 病院で診断書を受けとる
  2. 退職したいという意思を伝える
  3. 退職する
  4. 保険の手続きをする
  5. 手当の申請をする
  6. 治療に専念する

病院で診断書を受けとる

まずは病院で診断書を受取りましょう
まだ「私はうつ病かもしれない」とおもっている段階の人は病院に行って診察を受けましょう。
診断ができるのは心療内科や精神科に絞られるので、事前にチェックしてから行くといいでしょう。

あなたはうつ病ですとの診断が下されたら、診断書を受取ります。
診断が出た時点で、退職を考えていても居なくてももらっておくことをおすすめします。

退職をするにしても、退職しないで少し休暇をもらうだけでも、診断書があることですぐに行動に移すことができます
私は自分で1度決めたことでも、その過程が多いと途中で投げ出してしまった経験があります。
そうならないためにも、診断が出たらその時に診断書をもらっておくといいでしょう。

ポイント
  • 医療機関で診断書をもらう
  • 医師から働くことが難しいと一筆もらうとよい

退職したいという意思を伝える

会社に意思を伝えることはとても重要です。
うつ病でも他の病気でも、仕事を休む人、休まない人、辞める人、続ける人はそれぞれですよね。
自分が退職を決めたらすぐに辞められるわけでもないので、きちんと自分の意思を伝えましょう。

なかなか言い出せない気持ちも分かりますが、自分を守るため、病気を治すために必要なことです。
生きていくうえで何が最優先なのかを考え直し、堂々と自分の言葉で伝えられるといいですね。 退職届を出して、必要であれば悠久の消化や引継ぎ内容の確認を進めておきましょう。
投げやりになるのではなく、しっかりと引継ぎをすることで自分の中でも区切りをつけることができます

ポイント
  • 有給消化を前提として退職する日を決める
  • 引継ぎは責任を持って行う

退職する

退職する際にはさまざまな手続き、書類の準備が必要です。必要な書類は以下の通りです。

  • 離職票
  • 雇用保険被保険者証
  • 宣言徴収票
  • 年金手帳

書類の受け取り方法はさまざまです。
会社で直接受け取る場合や、郵送で送られてくる場合があるので事前に確認しておくといいでしょう。
また、書類が届いてからも、後から送られてくるものがないか確認することをおすすめします。

自分から提出する書類、返却物がある場合は、事前に確認しておきましょう。
退職時に返却するものは以下のものが一般的です。

健康保険被保険者証

社員証・社章などの身分証明書

通勤定期券

書類やデータ

社費で買った書籍など

返却をしないと、犯罪扱いになってしまうものもありますので、しっかりと確認しましょう。

保険の手続きをする

健康保険と、年金の手続きをする必要があります
両方とも、自分が住んでいる市町村の役場で手続きができます。

健康保険は、転職先がない場合は以下の3つに切り替えましょう。

  • 任意継続
  • 国民健康保険
  • 家族の扶養

2か月以上働いていた場合なら、最長で2年任意で継続することができます。
任意継続しない場合は、国民健康保険に入りましょう。
収入がなくなるのであれば、家族の扶養に入ることをおすすめします。
家族が社会保険に加入していることが前提で、家族が勤務している会社での手続きが必要です。

切り替え手続きには免許証などの本人確認書類と退職した日・社会保険の資格を失った日がわかるものが必要なので、用意しておきましょう。

ポイント
  • 書類の確認をする
  • 保険の切り替え方法を決めておく

手当の申請をする

ハローワークで失業手当の申請をおこないます。
必要なものは以下の通りです。

  • 離職票
  • 雇用保険被保険者証
  • 印鑑
  • 住民票or運転免許証
  • 証明写真3×2.5cm
  • 貯金通帳

受給者説明があるので、そこに参加すると係から今後の説明があるので、その通りに従ってください。
雇用保険受給者資格証と失業認定申告書が渡されるので、大切に保管しておきましょう。

ポイント
  • あらかじめ必要なものを用意しておく
  • 特に証明写真は忘れやすいので注意!

治療に専念する

申請が終わったら、治療に専念しましょう。
新しい仕事を探したい人は、就職活動を始めましょう。

うつ病もさまざまで、前の職場が原因と明らかで、仕事はしていたいと感じる人もいるでしょう。
休める間はしっかりと休んで、エネルギーチャージをすることをおすすめします。

もちろん、治療はお医者さんとじゅうぶんに話をして方針を決めていくことが1番です。
「自分は仕事をしていなきゃいけないんだ」と思い込むことが多いですが、そんなことはありません。
お医者さんの話を聞いて、自分とゆっくり向き合って治していきましょう。

ポイント
  • 固定概念を捨て去る
  • ゆっくりと休む

うつで退職するとお金がもらえるって本当⁉退職給付金の存在

失業保険

失業保険は正式には「雇用保険」と言われ、失業した場合や自分の都合で退職した場合に基本手当、いわゆる失業手当がもらえる公的保険制度です。

失業手当は、失業しても生活を安定した状態で保ちつつ、少しでもはやく再就職するためにあります。

「え、まだ再就職とか考えられない」と感じた人もいるでしょう。
しかし、今はまだそこまで考えられなくても、最終目標はうつ病を治し、再就職することです。

今はまだ、就職に必死になる必要はありません。
現在苦しめられている原因を取り除き、自分と向き合ってゆっくりと治療していくことが大切です。

失業保険を受けられる期間は、離職する理由や年齢、被保険者だった期間などで決められます。

うつ病で退職する場合は、自己都合退職になるので、以下のとおりになります。
65歳になると失業手当はもらえないので注意しましょう。

●自己都合退職の場合


 

被保険者期間

10年未満

10年以上20年未満

20年以上

65歳未満

90日

120日

150日

失業手当は、ハローワークで離職提出をおこなってから7日は待期期間といい、離職理由や年齢に関係なく失業手当を受けられない期間になっています。
7日間、待機期間が過ぎれば受給が可能ですが、実際に失業手当が振り込まれるのは約1か月後になってしまうので注意しておきましょう。

傷病手当

傷病手当は、病気やけがで休業している間の生活を保障するための制度です。
うつ病でもこの手当を受けることが可能です。
仕事ができないほどの症状であることを証明するために診断書が必要なので、用意しておきましょう。

傷病手当が支給される期間は、最初の3日を除いた4日目から発生し、支給を開始してから1年半となっています。

引用元:全国保険協会

しかし、65歳以上で年金を受け取るようになった人、障害手当金を受け取る人、労災保険から休業補償給付を受けている場合は傷病手当金を受け取ることができませんので注意してください。

また、受給期間の1年半をすぎると、同じ病気や怪我で再度傷病手当を受け取ることはできません。
さらに、傷病手当を受け取っている間は失業保険を受給できないので注意しましょう。

休職中に傷病手当を申請して職場復帰せずに退職した場合は以下の条件を満たしていれば退職後でも傷病手当の受給が可能です。

  • 保険加入期間が退職日まで1年以上ある
  • 退職する前から傷病手当を受け取っていて、その後出金できずに退職した
  • 病気や怪我のせいで休職が長引いて退職した

傷病手当は失業保険と異なり、退職しなくても手当を受けられること、支給開始から1年半受給できることが魅力です。

収入の心配がないので、あなたもゆっくりと治療に専念できますね。
まだ退職する勇気が出ていない、でもやっぱりうつ病は直したい。
そんな方はまずこの傷病手当を利用してみましょう。

失業保険を申請してからでは受給できないので、まずは休職手当を利用して治療を始めることがおすすめです。

うつで退職してお金をもらえる退職給付金の受給条件

失業保険の受給条件

失業保険を利用して失業手当を受給するには条件があり、失業しているすべての人がもらえるわけではありません。

うつ病で離職する場合は、自己都合の退職なので、一般の離職者としてあつかわれます。

一般の離職者は失業保険を利用できる場合は以下の通りです。

  • 離職前に雇用保険に入っていること
  • 離職日前の2年間、雇用保険の被保険者期間が通算して12か月以上あること

被保険者期間は、被保険者だった期間の中で賃金支払基礎日数が11日以上ある月を1か月としてカウントします。

以上の条件をクリアさえしていれば、失業保険を受取ることができます。

でも、いくらくらいもらえるの?と不安な方もいらっしゃるでしょう。
失業保険の受給額についてもここでお答えしましょう。
失業手当の受給額は、給付日数×基本手当日額です。

基本手当日額は失業手当の1日の給付額で、賃金日額×給付率で決まります。

受給額=給付日数×基本当日額

基本手当日額=賃金日額×給付率

賃金日額=退職前半年の総額÷180

30歳会社員Aさんの場合 月収30万 被保険者期間6年

被保険者期間が10年未満なので、90日失業手当を受けることができます。
賃金日額=30万円×6ヵ月=1万円

30歳の給付率は50~80%なので、間の65%と仮定して計算すると

基本手当日額=賃金日額1万円×給付率65%=約6,500円
受給額=給付日数90日×基本日当額6,500円=585,000円

3か月でこれだけあれば安心して治療に専念することができますね。
退職を考えている人は、シミュレーションしてみましょう。

傷病手当の受給条件

傷病手当の受給条件は、以下の通りです。

  • 業務外の病気または怪我で療養していること
  • 今までの業務が病気または怪我でできない状態を証明できること
  • 3日連続、4日以上の休暇を取っていること
  • 給与の支払いがないこと
  • 給与が一部支給されている場合は、支給された分を計算せず、減額して手当が支給される

業務中や通勤中が原因の病気や怪我は「労働災害保険」に該当するので、傷病手当の対象にはなりません。
また、美容のための施術など、健康保険外の治療のための療養の場合は傷病手当の受給は不可能です。

傷病手当の計算方法は以下の通りです。

1日当たりの金額=給付開始前1年間の報酬月額平均÷30日×2/3

会社員Aさんの場合 月収30万

1日当たりの金額=平均月額報酬30万円×2/3=20万円

実は、受給の条件に「給与の支払いがないこと」とありますが、一部だけの給与をもらっている場合でも傷病手当を受け取ることができるんです。

例えば、月収33万円のBさんが給与を3万円だけもらえる場合は、以下のような計算になります。

会社員Aさんの場合 月収33万 一部給与あり(5万円)

1日当たりの金額=(平均月額報酬33万円-一部給与3万円)×2/3=20万円

このように、平均月収から一部給与ぶんを引いて計算することで1日当たりの傷病手当の金額が求められます。 こちらもぜひ自分でシミュレーションしてみてください。

うつで退職してお金をもらう際に注意しておくべきこと

医師の診断を受ける

まずは病院に行って、医師の診断を受けることが重要です。
私自身もそうですが、うつに似た症状を持つ人は意外と多くいるんです。

私の友人の話ですが、何度も何度も自分の症状をネットで調べて、体験談を読んだ結果「私はうつ病に違いない」と思って精神科に行きました。
私は付き添いで行ったのですが、診断は統合失調症でした。

お医者様に聞いてみると、適応障害でも抑うつ症状があるものが多いですし、不安障害、気分障害など、さまざまな病気があり、どれもうつ病に近い症状とおっしゃっていました。

もちろん、仕事ができないくらい症状が重いという証明書、診断書をもらいに行くという要素も大きいですが、1番は自分の状態を知って改善させることです。

自分で思い込まず、必ず医療機関でお医者様に診断をもらい、診断書をもって退職手続き、就職手続きを行うようにしましょう。
また、診断に疑問がある場合は質問をし、それでも納得いかない場合はセカンドオピニオンをおすすめします。

私は意識障害で心臓の病気を疑われ、何度も検査しても結果は出ず、違う病院で脳の検査をしてすぐにてんかんと判明しました。
診断がつくことで安心できますし、対処法も明確にできます。
新しい病院に行くことは勇気がいりますが、私はセカンドオピニオンも重要な手段だと実感したので皆さんにもぜひ活用してほしいなと思います。

自分の状況を把握する

自分の状況を把握することは、うつ状態ではなかなかむずかしいですよね。
「退職するしかない」と決めるのではなく、自分の置かれている状況を整理することが大切です。

今はまだ、辞めなくても休職して少し休めば気が楽になるかも、と感じるのならまずは休職を考えてみるのもいいと思います。
傷病手当もあるので、自分と向き合う時間を作ることもできます。

あとは、自分の仕事状況も考えることが重要だと思います。
今すぐにでも仕事を辞めたい、もう限界という人はまた別かもしれませんが、仕事は最後まで責任をもってやることが重要です。

引継ぎもせず、投げ出す形で仕事を辞めた場合、最初は解放感で気づかないかもしれませんが、後から罪悪感が押し寄せてきます。
○○さんに迷惑かけちゃったな、今頃私の悪口言っているんだろうな、そんな気持ちが病状を悪化させます。

そうならないためにも、自分の仕事の状況も把握し、すっきりと終われるように準備することが重要です。

退職後に必要な手続きの把握

退職後に必要な手続きはさまざまで、会社によって異なる場合もありますが、事前に把握しておくといいでしょう。
あなたが、職場に対して辛い印象を持っているのならなおさら、しっかりと退職に必要な手続きは調べて、なるべく早く終わらせるようにしましょう。

把握しておらず、手続きがされなかったり、不備が合ったりすればそのたびに会社とかかわりを持つことになり、よりマイナス感情が大きくなります。

そうでなくても、手当を受け取る条件に当てはまらない場合や、手続きがされない場合は離職後の生活は金銭的につらくなることは確かです。
自分が苦労しないように、しっかり事前に手続きの把握をして、離職の手続きに時間をかけないようにしましょう。

うつで退職して失業保険をもらう時によくある質問

給付金をもらうことによって何かデメリットはある?
手当を受給することでデメリットはありません。
退職・休職するなら給付金を活用しましょう!
ただ、受給するときにデメリットになることはいくつかあります。
〇失業保険
・加入期間がリセットされる
一度失業手当を受けると、雇用保険の加入期間がリセットされてしまうというのが唯一のデメリットです。
〇傷病手当
・受給期間が完了した後は同じ病気で手当を受取れない場合がある
・生命保険に加入できない場合がある
・傷病手当金を受給中は失業保険を受け取れない
生命保険に入る場合は、審査がありますよね。
5年以内に継続して病院に通っていた期間、病歴、などが審査対象なので、場合によってはうつ病でも審査に通らないことがあるので注意しましょう。
もらった給付金って税金はかかるの?
失業手当・傷病手当は所得税法で非課税とされているため、税金はかかりません。
税金は合計所得のみで計算し、失業手当や傷病手当を抜きにして所得税の計算をします。
税金がかかる心配なく、生活費がもらえるので、安心して療養することができます。
まだ手続まで踏み込めていない人はぜひ実行に移してみてください。
失業保険や傷病手当金ってめんどくさいの?
失業保険、傷病手当、どちらもめんどくさいのは事実です。
ですが、ちゃんとサポートしてくれる期間があるんです!
それが、この「社会保険給付金サポート」です。
どうしても、さまざまな手続きがあったり、手順が分からなかったりしてしまうことがあります。
自分で調べて実行するのって、かなり労力を使いますよね。
ここではそんなめんどうなプロセスを手伝ってくれたり、受給額を最大限にしてくれたりと使わなきゃ損なツールですので、ぜひ利用してみてください!

受給できなかったら全額返金!

まとめ

今回はうつ病で退職する際にもらえる給付金についてご紹介しました。
やはり、自分1人ですべての手続きをするのは大変です。

今回ご紹介した「社会保険給付金サポート」を活用して、なるべくストレスフリーに、スムーズに給付金手続きをしましょう。 1番大事なのは療養すること、それを忘れないようにしましょうね。