パナソニック、津賀一宏氏が新社長に内定

 パナソニックは28日、津賀一宏専務(55)が社長に昇格する人事を内定したと発表した。
大坪文雄社長(66)が会長に、中村邦夫会長(72)は相談役に就く。6月27日の定時株主総会後の取締役会で正式決定する。

 同社は2012年3月期の最終損益で7800億円の赤字を計上することを発表しており、大坪体制の刷新を望む声も強かった。また、三洋電機、パナソニック電工とのグループ再編も終わらせたことで一区切りついた。

 津賀氏は、AVCネットワークス社社長を歴任するなど、課題となっているテレビ事業を担当してきた。若返った新体制で、業績の立て直しを図る。

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