東京都人口は平成32年ピークに減少、港区のみ減少なし

 東京都は、平成47年までの「東京都区市町村別人口の予測」の調査結果を発表し、総人口は平成32年がピークで人口は1335万人となった。市部、島しょなどはさらに減少時期が早くなる。

 この調査は、平成22年国勢調査結果をもとに、平成27年、32年、37年、42年、47年の各年の東京都の区市町村別人口を男女別に予測したもの。都心の区部では減少が少なく、港区は集計期間内では唯一人口の減少がなかった。平成47年に22万5000人となる。

 他では、千代田区は22年以降はほぼ横ばいで推移し、渋谷区は都心部の中では比較的減少傾向が早く現れ、27年の20万5000人をピークに減少していく。また、新宿区は34万1000人のピークが37~42年まで長く続くが、その後は緩やかに減少に転じていく。

 47年までの25年間で、最も人口が増加するのが江東区で、3万839人。人口増加率では中央区が17.0%でトップだった。

 男女別では平成22年は、女性が12万人多いが、47年には26万人に拡大する。


東京都による人口予測

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