宝くじ550億円当選に、マクドナルド店員が名乗り

 1等当選金が史上最高の6億5600万ドル(約550億円)となった、米宝くじ「メガミリオン」に3人の当せん者が出た件で、自称「当選者」だとする人物が名乗り出ているが、当局者は「誰もまだ当たりくじを示していない」と困惑する事態に陥っている。

 米ABCテレビによると、メリーランド州在住でマクドナルドで働く女性が名乗り出ており、米メディアの間ではちょっとした騒ぎになっているのだとか。

 この女性は、ハイチからの移民でシングルマザーで、アルバイトとして店舗で働いているという。店舗の同僚と数人で共同購入したそうだ。また、それとは別に個人の分も購入していたそうだ。

 当然のように、店舗には報道各社が押し掛けたそうだが、女性はコメントを拒否。代わってフランチャイズオーナーが応じたそうだが、確たる証拠を持っているわけでもなく、「わからない」などと答えたという。

 換金の期日は9月28日までだといい、急いで名乗り出る必要は必ずしもなさそうだ。

 メリーランド州の当選分は、クイックピックで当選したものと発表されている。主催者によると、それで当選した人の名前を発表する決まりはないのだという。

 当分、こうした騒ぎは続きそうだ。


メガミリオン購入予定者の行列

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