ゴールドマンCEO年収30%ダウン13億円

 米金融大手ゴールドマンサックスのロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)の昨年2011年の給与が総額で、1616万4405ドル(約13億円)になったことが13日わかった。

 ゴールドマンが米証券取引委員会(SEC)に提出したファイルによると、ブランクファイン氏の2011年の基本給は200万ドル、ボーナスは300万ドル、ストック1070万株やその他の手当などを含めて総額で、1616万ドルになるという。

 その前年の2010年は1910万ドルで、30%以上の減少となる。ブランクファイン氏は「2011年はユーロ圏をはじめ不安定な市場の中で、試された1年だった」と、ファイルの中で述べている。

 その言葉どおりにたいへん厳しい環境でもあり、同社は全世界で2400人が人員削減の対象となった。自身は今年夏の退任が早くも報道されるなど、昨年の業績からしても、それは抗いにくい雰囲気になっているようだ。


ロイド・ブランクファインCEO

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