中国・薄熙来氏の失脚事件、カギは放蕩息子?


ボー・グアグア氏(中天新聞より)
 英国人実業家を殺害事件に妻が関与したとされる、中国共産党幹部だったが解任された薄煕来氏(62 ボー・キライ)だが、今度は長男(24)の放蕩息子ぶりが伝えられるようになっている。ただ、実はこの息子、英国留学のアレンジを実業家が行っていることから、何らかの事情を知っているのではないか、とメディアの注目を集めている。

 英テレグラフや中国メディアなどによると、長男ボー・グアグア氏は英国に留学中で、ハロースクール(英国の伝統的な全寮制のパブリックスクール)に通い、オックスフォード大学に進学。その後は、フェラーリでドライブしたり、自宅に女性やDJを呼んで派手にパーティーを行ったり、学業がおろそかになり、政治・哲学の学位を修得できなかったという。

 そのため駐英大使が、グアグア氏のために他の大学でチャレンジできるように働きかけたといい、ハーバード大ケネディスクールで学ぶことになったという。

 再起を期したグアグア氏。米WSJによると、現在は学校近くのアパートに住んでいるといい、同紙が事件へのコメントを求めたがノーコメントだったという。

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