年収1億超え役員8人の大塚HD

 上場企業3618社の2011年決算(1月期~12月期)有価証券報告書に開示された役員報酬1億円以上は、226社、367人だった。開示人数は大塚ホールディングスが最多の8人で、2人以上が開示されたのは82社(構成比36.2%)、1人のみは6割超だった。

 東京商工リサーチによると、367人の役員報酬総額は合計609億4300万円で、主な内訳は基本報酬が378億4900万円(同62.1%)だった。その他、賞与が83億2800万円(同13.6%)、退職慰労金が75億5200万円(同12.3%)などと続いた。

 大塚で8人の年収億超え役員は次のとおり。
大塚明彦会長 2億7800万円
大武健一郎副会長 1億1000万円
樋口達夫社長 2億400万円
大塚一郎副社長 2億1100万円
牧瀬篤正専務 1億100万円
東條紀子常務 1億300万円
大塚雄二郎取締役 2億5200万円
戸部貞信取締役 1億8100万円

 大塚に次いで開示人数が多いのは、日産自動車7人、キヤノン、ソニー、ファナック、トヨタ自動車の各6人、三菱商事、野村ホールディングス、三井物産、ソフトバンク、日本板硝子の各5人だった。

 人数別では、1人が144社(構成比63.7%)と最も多く、2人が57社(同25.2%)、3人が11社(同4.8%)と続いた。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる