砂まみれ放置のエンツォが1億3000万円


砂まみれの放置フェラーリ・エンツォ(YouTubeより)
 ドバイで20カ月間も放置され砂まみれのフェラーリ・エンツォが競売に、100万ポンド(約1億3000万円)で出品される、と英デイリーメールが伝えた。警察の競売では史上最高額になるという。

 デイリーメールによると、エンツォは、英国人オーナーがリーマンショックで負債を抱えてドバイで債務者となり国外に逃げたために、青空駐車場に放置されていたという。砂まみれとなり、ボディの赤い色はわからなくなっている状態だった。

 エンツォは創業者の名前が冠された名車で、世界に限定399台。日本人デザイナーの奥山清行氏がデザインしたことで知られる。ノーズが特徴的で独特のデザインのため、好き嫌いが激しく別れてもいる。

 2002年に発表され、日本では新車価格で約8000万円だった。その後はプレミアムがついて、中古だが1億円オーバーで取引されているという。

 今回、出品される砂まみれのエンツォは、これまでにも様々なサイトやブログでも、いったい誰が放置しているのか、などと取り挙げられることもあり、知る人ぞ知る存在となっていた。

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