孫正義氏の株式配当が11億円から92億円に

 ソフトバンクは26日発表した2012年3月期の連結決算で、期末配当を5円から35円増配し、1株あたり40円とすることになった。これで、孫正義社長の配当金は、約11億円から約92億円となる。

 有価証券報告書によると、孫氏は2億3161万4000株(2011年3月時点)保有しており、5円配当ならば約11億円だが、今回の増配決定で約92億円となる。引退までの取締役としての報酬は、東日本大震災の被災地のために使うことを明言しているが、配当は自身のものとなる。

 ソフトバンクは、財務体質強化とともに株主還元を今回の増配政策に込めているという。本来は2015年3月期の増配を予定していたが、それを前倒ししての実施となる。

 同社の12年3月期の連結は、iPhoneの売り上げが大きく寄与し、純利益が前期比65%増の3137億円となった。


孫正義社長、上戸彩さん

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる