アコーディア社長処分、現役CAら複数の交際女性絡む

 社長が社費を不正利用していたとする問題を調査していたアコーディアゴルフの特別コンプライアンス委員会は、「コンプライアンス上、不適切な問題が指摘された」として、竹生道巨社長の報酬50%減を3カ月などとする処分を発表した。

 交際していた女性を有償モニターとして起用した点は「自分と交際している女性をモニターとして選任したことは、公開会社の代表取締役として不適切といわざるをえない」と、委員会は認めている。

 調査結果が発表されたモニターは次の5人。そのうちC、Nと交際歴があり、O、Pは知り合いだったという。Qは面識なし。
C 21年8~24年3月
N 21年8~24年3月
O 23年6~現在継続
P 23年7~現在継続
Q 23年8~現在継続

 Cの選任については不適切さを指摘されている。モニターNは、後に交際に発展している(現在は別れる)。「カギの引き渡しの手配が完了いたしました。当日、お車でいらっしゃいますでしょうか」「ワンちゃんのお写真ありがとうございます」などという私用メールを受け取っていることが調査で判明した。

 Oはモデル兼銀座ホステスで、客として何度かか会ったというが、モニター選任とは関係ないという。

 Pは名古屋のクラブホステスで知人に紹介されたが、交際はしていないという。Qは面識なし。

 また、他にも平成6年頃に米国で知り合った現役客室乗務員女性には、堂島カントリー、広尾カントリーのアドバイザリーを委託し毎月金銭を支払っていた。かつては交際中だったが、10年以上前に関係は終わっているという。

 竹生社長の接待費の予算枠は2010年が720万円。それに対して実際には1183万円だった。翌11年も実績は1178万円だった。他の役員は予算範囲内で抑えていた。

 竹生社長は22年に離婚している。


竹生社長(アコーディアゴルフHPより)

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