現代の「仕手株」の意味

 先月は小沢一郎裁判について、典型的な国策捜査であるため事実がどうであれ「有罪」は動かし難く、途中で発覚した検察審査会への調査報告書の虚偽記載などは問題になるはずがないと書きました。後半部分は「その通り」だったのですが、肝心の判決は「無罪」で外れてしまいました。ただその後、検事役の指定弁護士が控訴し、やっぱり国策捜査は有罪にしないとメンツが立たないようです。

「仕手」は死語か?


東京証券取引所
 この辺は書き始めるときりがないのですが、2カ月続けて同じ話題という訳にもいかないので、今週は「仕手株」についてです。

 「仕手株」あるいは「仕手筋」というのは、もう死語になっていると思っていたのですが、最近また加藤暠氏(かとう・あきら)の名前や、氏のものと言われるホームページや、推奨銘柄などがネットに出ており、事実推奨された銘柄が上昇しているケースもあるようです。

 これらの情報が「何の意図を持っているのか?」とか「当たるのか?」などをコメントする立場にはないのですが、いくつか考えるところを書くことにします。

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