ゴールドマンCEO「117歳までやる。机で死んでやる」

 米証券大手ゴールドマン・サックスグループのロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)が、117歳まで同職を務めるつもりがあると、14日記者団に伝えた。

 ブランクファイン氏は今夏にCEOの任期が切れることになり、ゲイリー・コーン最高執行責任者(COO)が後任だとの見方がなされていた。

 しかし、ロイター通信によると、ブランクファイン氏は記者団に対して、「やめられない。あと60年はやるだろう」と述べたという。

 前任者のヘンリー・ポールソン氏は財務長官就任のため任期途中で退任。その後06年6月に後を受け継いでブランクファイン氏が就任している。

 ブランクファイン氏は、株式公開後で最高の決算をマークしたCEOでもあり、また逆に最低の結果も残したCEOでもある。「うまくいっていない時は辞めたくはないものだ。俺は机で死ぬつもりだ」とも述べた。

 NYブルックリンのブルーカラーの家庭に生まれ、ヤンキースタジアムの売り子のアルバイトなど様々な苦労を経験し、現在の地位を掴んだブランクファイン氏。机で死ぬくらいの覚悟はできているようだ。


ロイド・ブランクファインCEO

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