Facebook上場後の初決算は赤字

 米SNS大手フェースブックは26日に発表した第2四半期決算で、売上高は前年同期比32%増の11億8000万ドル(約922億円)だった。ただ、純利益は1億5700万ドル(約122億円)の赤字に転落している。

 上場から初の決算発表となった今回は、売上の伸びが期待よりも鈍化していることや、上場にともなう株式報酬の支払いで費用がかさんだことが純利益の赤字にした。

 また、6月のアクティブユーザーは9億5500万人で、3月の9億100万人から増加している。
スマートフォンなどの携帯電話の月間アクティブユーザーは67%増の5億4300万人に達した。

 広告収入は全売上の84%を占めるまで高まっているが、同時にモバイル端末分野にその広告をいかにシフトしていくことができるかなどの課題も多い。さらには、第3四半期の業績予想は、この日は開示されなかったことも投資家を失望させている。株価は時間外で前日に引き続き下落している。


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