「アイドルになるには」乃木坂46・生駒里奈さん

 多くの人たちが憧れ、その座を目指すのがアイドルだが、残念ながら今も昔も狭き門でることに違いはない。しかし、「まさか自分が」なることもあるのもアイドル。8月21日にデビュー1周年を迎えた、人気アイドルグループ「乃木坂46」の七福神として活躍する生駒里奈さん(16)も、そんな一人だ。どうすればアイドルになることができるのか、チャンスの掴み方を語った。

父に勧められオーディションに

 「会いに行ける」というキャッチフレーズを掲げたアイドルがいるように、握手会が頻繁に行われるなどアクセスの敷居は下がっているが、アチラ側の世界に行くことができる人は、今でもごく限られている。

 「自分には関係のない世界だと思っていました」

 ちょうど1年前の8月21日、東京・乃木坂にあるソニーミュージック本社で行われた乃木坂46の最終審査に合格した33人の中に、生駒里奈さんがいた。その思い出の場所で、ゆかしメディアの取材に応じた。


 応募総数は3万8934人。あのAKB48の公式ライバルと銘打って、ソニーMからのデビューも約束されていたことからも話題が沸騰し、結果的に倍率は1000倍を超えていた。

 生駒さんは「好きな芸能人はいなかったです。憧れをもっていなかったというか、自分とは関係ない世界。テレビで見て、アハハっていう世界でしたね」と語った。

 ダンス教室に通っていた(芸能人になるためではない)が、厳しい父親がなぜか、乃木坂46のオーディション受験を勧めてきたのだった。「あの厳しい父が…」。流れに身を任せて応募し書類審査を通過。2次審査のために上京することになった。

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