東電が銀座支社売却を前倒し、路線価65億円

 東京電力は28日、銀座支社本館の売却を前倒しして行うと発表した。平成26年度以降の売却を計画していたが、経営合理化をいち早く進めていくため。

 銀座支社本館は、東京・中央区銀座三丁目に立地。地下に電力事業に必要な重要設備が併設されているものの、設備機能の移転について検討した結果、平成27年度までに設備を廃止する目途が立ったことから決定したという。

 同支社ビルは東電が売り出す都心の物件としては目玉の一つと言われていたもので、路線価ベースでは65億円以上となる。

 設備撤去が完了するまでの期間は、事務所として使用するという。

 ◆銀座支社本館の概要
所  在  : 東京都中央区銀座3-3-18
敷地面積 : 1152.30平方メートル(公簿)
建物規模 : 鉄骨鉄筋コンクリート造・一部ブロック造
         地下2階・地上6階・塔屋2階
延床面積 : 7933.07平方メートル


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