レッドブル創業者の孫がフェラーリで警官をひき逃げ

 清涼飲料水「レッドブル」を開発した故Chaleo Yoovidhya氏の相続人である孫のVorayuth Yoovidhya氏が、ひき逃げで警察に逮捕されていたことが3日、わかった。

 地元紙の報道では、この27歳の孫は自らが運転するフェラーリで、警察官の乗るバイクをはねてそのまま届け出ることなく逃走したという。警官は死亡。警察はガソリンオイルなどの跡を追跡し、容疑者を特定し、その後、ひき逃げの疑いで逮捕さした。孫は現在、50万バーツを支払い保釈されているという。

 故Chaleo Yoovidhya氏は総資産、推定40億ドル(フォーブス推計)。タイではナンバー1の大富豪。中国系の移民で製薬会社を起こし、1970年代からエネルギードリンクの開発を始め、レッドブルを開発。トラックの運転手に無料で配布して広めていった。

 現在はF1の自チームからワールドチャンピオンを輩出したり、サッカーのNYレッドブルズを所有している。会社は、創業者の長男が指揮を取っている。


レッドブル創業者(フォーブスより)

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