どんなに優れた企業でもトップが替わってから、まったく別の会社になってしまった所もある。株式を購入する際には、経営者が替わっても優れた業績を上げ続ける会社でなければならない。
「株を買うなら、どんな愚か者にも経営を任せられる優れた会社の株を買いたいと思うでしょう。なぜならいつかは愚かな経営者が現れるからです」
米著名投資家ウォーレン・バフェット氏の投資語録を集めた「ウォーレン・バフェット成功の名語録」（桑原晃弥著、ＰＨＰビジネス新書）にも紹介されている。
経営者が替わっただけに、まるで別の企業のようになってしまった企業もある。しかし、バフェット氏が選んだコカ・コーラなどは、経営者が替わっても大きな変わりはない。
株を買うのではなく、ビジネスを買う。まさに、それがよく体現された言葉である。
