Google創業者の妻が41億円を調達

 グーグル創業者セルゲイ・ブリン氏の妻アン・ウォイッキ氏が起業した遺伝子検査ベンチャー「23andMe」が、ベンチャーキャピタルから5000万ドル(約41億円)を調達したことが11日わかった。

 同社の発表によると、グーグル・ベンチャーズ、ユーリ・ミルナー氏率いるVCなどから合わせて5000万ドルの出資を受けたという。

 同社の遺伝子解析サービスは99ドルという低価格で受けることができ、遺伝子解析を通してユーザーの健康増進のための情報を提供しようというものだ。100万人のユーザー獲得を目指している。

 「このファイナンスによって、万人が自身の健康情報に容易にアクセスできるような環境を作るためのサービスを拡大していく」とウォイッキ氏は語った。

 アン・ウォイッキ氏はブリン氏の妻で、グーグルSPVスーザン・ウォイッキ氏は姉にあたる。父スタンレー氏は、スタンフォード大で物理学の教授、アン氏自身はエール大で生物学を専攻した。バイオテクノロジー会社勤務を経て、2006年から仲間とともに23andMeを起こした。07年に結婚した。


アン・ウォイッキ氏(グーグル+より)

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