「検屍官」の女流作家が投資会社から47億円勝ち取る

 ミステリー小説「検屍官」シリーズで世界中で知られる作家パトリシア・コーンウェルさん(Patricia Daniels Cornwell、1956年6月9日- )が、管理がずさんだとして、NYの投資会社を相手に損害賠償を求めていた裁判で、NY連邦地裁の陪審は21日、投資会社に5100万ドル(約47億円)の支払いを求める決定を言い渡した。

 ボストングローブによると、コーンウエルさんは2005年から「Anchin, Block & Anchin LLP」と契約し、1億ドルを預けたという。ただ、杜撰な資金管理だったために、8900万ドルも棄損し、現在は1300万ドルになったという。

 NY連邦地裁の陪審は、投資会社にアカウント管理に過失があったとして、5100万ドルの支払いをするよう言い渡した。

 コーンウエルさんは過去に、ヒラリー・クリントン前国務長官への違法献金で起訴されて、執行猶予となっていた。

 コーンウエルさんの検屍官シリーズは、日本でも大ベストセラーとなり、売上1000万部以上という驚異的なヒットとなった。

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