30年の忍び愛成就させたリリアン王女死去、97歳

 スウェーデン国王カール・グスタフ16世の叔母、リリアン王女が10日、死去したと王室が発表した。97歳。死因は明らかにされていない。

 リリアン王女と言えば、1943年にスウェーデンのバーティル王子と出会ってから恋に落ちて、当時はすでに結婚していたが離婚し、仲を深めていった。

 しかし、国王から結婚を認められずに、忍ぶ愛を30年以上も続けてきた。だが、グスタフ16世が国王となった1976年にようやく2人は結婚を認められ、33年の長い愛を実らせたことはいまだに永遠の王室ロマンスとして語り継がれている。

 王子はすでに97年に亡くなっている。リリアン王女は王子が亡くなってからの晩年はアルツハイマー病を患うなどしていた。


リリアン王女。右はマデレーン王女

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