日経平均は15円安で始まるもプラ転

 10日の東京株式市場は反落し、日経平均株価は前日比15.04円安の1万3177.31円で取引が始まった。現在はプラスに転じている。東証株価指数(TOPIX)は、同0.80ポイント安の1101.24で始まった。

 9日の米国株式市場は上昇し、NYダウは59.98ドル高の1万4673.46ドルで、史上最高値を更新している。ナスダック総合指数は同15.61ポイント高の3237.86ポイントだった。中国の消費者物価指数などが好感され、また、企業業績の回復への期待も盛り上がり、底堅い推移を見せた。

 東京市場では利益確定の動きが出て下げて始まったが、すぐにプラスに転じている。NY商品先物市場で原油価格が続伸していることもあり、資源株への見直しや商社などが買われている。

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