「丸亀製麺」ざるうどん食器にカビ、FBに投稿され謝罪

 セルフうどんチェーンの「丸亀製麺」などを展開するトリドールは、ざるうどんの食器にカビが生えていることを指摘していたにも関わらず、事実を公表しなかったとして、謝罪した。

 同社は、今年4月に静岡県富士宮市の店舗で、来店客からカビが生えていたとの指摘を受けて謝罪していた。しかし、この事実が公表されておらず、フェイスブック上に、来店客がこの画像をアップするなどしたために、会社が公表するより前に広まってしまい、後手の対応を迫られた形だ。

 同社は、「洗浄後に水分が残ったままの状態で「ざる」を保管したため、裏側にカビが発生しました。食を提供する企業として安全確認の意識が不足していた事実を真摯に受け止め、同様の事案が二度と発生すないよう、ただちに対策を講じました」と謝罪した。

・4月7日午後2時 来店客から指摘受ける
・   同3時半 店舗から担当マネジャーに報告が入る。該当店舗のざるを確認
・4月8日午前9時 本社から全店舗のざるの確認指示
・   同午後8時 全698店舗のざるの確認終了
・4月9日午前9時 原因を究明し再発防止策を策定
・   午後4時半 再発防止マニュアルを全店舗に配信


フェイスブックに投稿されたざるうどん

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる