アベノミクスに相場に乗れなかった残念な人のための10倍高を狙う株

 昨年秋からの4月までの日本の株価上昇はすさまじいものがあったが、5月の乱高下で儲け損なった人も多いことだろう。この先に関しても、まだまだ不透明だが、儲けの波に乗り損なった人のためにも、通算4度の10倍高(テンバガー)を達成し、タレント・小倉優子さんの株式投資の講師も務めた実績のある個人投資家・鮎川健さんに、「今からでも間に合う」10倍高も可能な銘柄を教えてもらうことにした。 
   

昨年から2倍を3銘柄

 まずは、以下に鮎川さんのアベノミクス相場による戦果を挙げてもらった。

注目日 コード 銘柄名   当時株価 その後最高値 上昇率
●9/5  8115 ムーンバット 140円→215円  53.4%
●11/16 1807 佐藤渡辺   162円→434円 167.9%
●12/13 6837 京写     181円→415円 129.3%
●12/27 7760 IMV      172円→390円 126.7%
●12/28 8074 ユアサ商事  154円→219円  42.2%
● 2/18 1984 三信建設工業 179円→247円  38.0%


 地合いが良かったとは言えども、実に6銘柄中3銘柄で2倍以上を達成している。さすがは、過去に4度10倍高を経験し、マイホームとフェラーリをキャッシュで購入した経歴を持つ凄腕の投資家だ。

 「昨今の地合いでしたら値上がりするのは当然としても、注目銘柄の上昇パフォーマンスにかけては、数多のプロのアナリストを抑えてアマの私が圧倒的な実績です。低位株が、そして私の着眼点の正確さがこれでご理解頂けるかと思います」

 167.9%と最もパフォーマンスが良かった佐藤渡辺(1807)は、不人気の建設銘柄がひしめく証券コード1000番台からのピックアップ。業績の上方修正や、安倍内閣が打ち出した国土強靭化計画に乗って株価も上昇したのだが、鮎川さんのチェックポイントで絞れば簡単だった。

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