銀座の不動産王・川本源司郎被告、ハワイ不動産売却か

 銀座など全国の繁華街で「丸源」ビルを展開し一時は日本を代表する大富豪だった川本源司郎被告(法人税法違反の罪で公判中)が、米ハワイのカハラ通りに所有している不動産をすでに売却した、と地元ハワイのメディアが伝えている。


川本源司郎被告
 川本被告は、ホノルルの一等地として知られるカハラ通りに合計27戸の物件を保有していることは周知の事実。しかし、TV局のインタビューにカハラ通りの隣人がこたえたところによると、すでに東京の企業に売却をしたのだという(取引履歴などはまだ公開されていない)。

 落書きや、壁の欠損、手入れの無さなど、それら物件の荒れた外観の様子は何度か伝えられており、隣人たちからも不満の声が上がっていた。現地の新しい法律では、豪邸は整備することが義務付けられており、いくらかの罰金も課されているようでもある。

 隣人の一人は「これで我々のナイトメア(悪夢)もようやく終わる」と語っている。何のために購入したのかわからないが、結局は地元の人たちに受け入れられることはなかったようだ。

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