ももクロマネージャーにボーナス1500万円

 1500万円。

 人気アイドルグループ、ももいろクローバーZの担当マネージャーである、K氏の今冬のボーナスの金額、だというのである。東京スポーツが、ある芸能プロ関係者の話として伝えたもの。

 一般企業では、半期のボーナスだけで到底1500万円が出ることはあり得ないが、大手芸能プロ、スターダストプロと言えども、これほどの金額は出ない。

 業界関係者によると、大手で30歳を過ぎてチーフクラスになると、600万円を超えることは珍しくないそうだ。ただし、時間の拘束は24時間に近く、自身の散髪、カッターシャツのクリーニング出しなどもままならないほどだという。また、中小では、年収300万円台のレベルも決して珍しい話ではないそうだ。

 さて、小林亜星氏似だと言われる風貌の、そのK氏だが、沢尻エリカさんの元マネージャーであることは有名。事務所イチ推しだった沢尻さんを売り出したまでの手腕は買われたが、「別に」騒動で一気にそれまで業界関係者が貯め込んでいた怒りを向けられ、社内でも居所がなくなった。


 その後は、同社の主流の女優部門から外され、傍流でもあるジュニアタレント部門に異動となった。そこで、見出して育て上げたのが、ももクロ。スターダストにはいなかったキャラは、売り出しにも社内で競合はおらず、社内政治も必要はなく、外では地道な活動でファンを拡大していった。現在、動員力は来年3月に国立競技場でライブを行うまでになっている。

 ちなみにK氏は、ももクロの功績によって、今年4月からスターダストの取締役にも昇進しているそうだ。

 日本経団連が発表した今年冬のボーナスの支給金額は、前年同期比5.79%増の82万2121円(総平均)となっている。

 2006年に、ゴールドマンサックスが新入社員にボーナス1200万円という報道が躍ったが、なかなか聞くことができないレベルの景気が良い話だ。

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