チベタン・マスチフがついに1匹2億円で取引

 価格が1億円以上という世界一高額な犬として知られているチベタン・マスチフだが、
中国で1匹あたり約200万ドルで取引されたことがわかった。日本円で2億円の価値がある犬とはどのようなものか。

 サウスチャイナモーニングポストによると、今回取引された1歳オスは、金髪ということもあり、人気が高まり価格は結局2億円を超えたそうだ。購入者は青島の56歳の不動産デベロッパーだという。


チベタン・マスチフ(写真は資料)
 チベタン・マスチフという犬種自体は1匹でも数千万円から1億円ほどで取引されるのが常で、中国富裕層の間はステータスを示すシンボルとなるペットである。定期的に各地で品評会なども行われている。

 チベタン・マスチフはチベットが起源で、英国のジョージ4世が2匹所有していたこともある。特徴は、成犬は体重100キロ、体高は80センチになる大型で、性格は冷静沈着、強い身体能力と攻撃性を持ち、トラと互角の戦闘力を有する、とも言われているほどの高スペックだ。現在は、保護種に指定されており、希少価値も年々、高まっている。

 今回はそれが、金髪のライオンヘアーだったということで、ついに2億円となった。

 主な犬種の価格相場は次のとおり。
 
 秋田犬 1500ドル~
 ブルドッグ 2500ドル~
 チャウチャウ 3000ドル~
 シェパード 3000ドル~
 サモエド 4000ドル~

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