老人だけに儲けさせるな、株主総会のお土産

 株式投資の一つの楽しみ方として個人投資家の愛では株主優待の人気が広がっているが、株主総会のお土産も脚光を浴びている。会社四季報が調査したデータから、ゴディバのチョコレートやフグをはじめ、優待族に人気の某企業はさらに金券を手土産にするなど、意外に大盤振る舞いであることがわかる。

 これは、東洋経済が発行する会社四季報が上場会社3533社を対象に、株主総会のお土産について調査したもので、2358社から有効回答を得た。実態としては7割以上の1719社が総会でお土産を配布していた。株主優待実施1022社よりも多かった。

 16日からサイト同誌や同サイト上に詳細が掲載されているが、ふぐの詰め合わせは「エストラスト」、ゴディバは「キャリアデザインセンター」、とらやのようかんは「大和証券グループ」であることが判明している。

 図書カードやクオカードなど人気の金券を配布する企業は、相場としては1000円が多い。中には、丸紅建材リースは2000円のクオカードを、オリジナル設計は2000円の図書カードを配布するところもある。

 そして、株主優待ファンに人気のあるコロワイドだが、3000円の食事券を配布していることも判明した。元々、年間で4万円分の食事ポイントが付与され、配当も2500円(最低単元)になるために、8%以上の実質利回りになる株。現在は、権利取りのため株価は上昇しているが、安いところで仕込むのは有効だ。個人投資家に人気のある、元棋士・桐谷広人さんも愛用していることでも知られる。

 もちろん、回答をしていない企業でも、お土産を実施している場合もある。

 こうしたお土産だが、残念なのは株主総会が老人のものとなっていること。平日の午前10時からという開催が多いためだが、たまには総会に行くのも悪くない。

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