楽天副会長の突然の退任とベッド上の「証拠写真」

 楽天が22日付けで国重惇史副会長(68)を「一身上の都合」という理由での辞任を発表した。タイミングといい理由が不明瞭であるため憶測を呼んでいたが、週刊新潮(5月1日号)で不倫交際を暴露されており、これが理由だと見られる。三木谷浩史氏は「事実に反する記事。憤りを感じております」とのコメントを発表している。

 国重氏は東大経済学部卒で、当時の住友銀行では将来の頭取候補とされたが、三木谷氏に三顧の礼をもって迎え入れられ、楽天のM&A、金融部門の長として、右腕として支えてきた。

 しかし、週刊新潮には「人妻を妊娠させた楽天No.2『国重副会長』愛のメール春夏秋冬」として、証拠写真、メールなどが4ページにわたって、掲載されている。

 誌面によると、国重氏は交際1年くらいになる専業主婦(43)ダブル不倫。日本シリーズ最終戦が行われていた昨年11月3日、田中将大投手が選手生命さえ賭けて連投し日本一をもぎとった夜だが、関係を求め、女性が拒むと暴力を振るったという。そして、その反省を促し丸刈りにするよう求めたところ、それに応じている。

 また、ベッドでの写真も掲載されており、それについても認めた上で「僕の理屈では●●しなければ不倫にならない」と語ったそうだ。

 国重氏は赤坂の億ションを購入しているが、その同じマンションの3階を借りて、2人で使っていたという。家族に発覚するリスクを取りながら堂々と不倫をしていたことになる。

 自身の立場を考えずに女性関係に走ると、富と名声を失う場合もある。

 最近の名誉を傷つけられたとして損害賠償を求めた訴訟では、紙媒体に対してはひじょうに厳しい結果が出ているが、今回はベッド上で行動している写真、メールが掲載されており、かなりの自信を持って報道していると思われる。

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