中国人富裕層相手のカジノ、何とディーラーは日本のAV女優

 経済はすでに下り坂と言われている中国だが、マカオなど娯楽の街にいたっては、まだまだ景気のいい話が聞こえてくる。

 マカオには、日本のAV女優たちが舞台に上がっている。そのために、「中国の大富豪がAV女優と寝たがっている。その金額は一晩100万円」などの仕事があるという都市伝説もあるほどだ。

 実際、香港・マカオ・上海では、日本のAV女優が出演するイベントや撮影会なども行われている。その集客力は日本以上。現在、中国で最も人気のあるAV女優である波多野結衣さんは中国版ツイッターのウェイボーでフォロワーは150万人を超えている。また、日本では無名の人でも「AV女優」という肩書きがつくだけで、1日に100人の定員の参加費が1万程度という撮影会がいっぱいになるという。それも、中国の法律に則ったソフトな撮影会なのに、である。

 ちなみに、高収入と言われる香港でも、平均の手取り月収は約9万5000円と言われている。月収の10分の1以上を支払っても、AV女優に会いたいというのだから、その熱狂ぶりが分かることだろう。

 さて、最近、日本のプロダクションなどには、こんな話が回ってきているそうだ。

 それは「知名度のある日本のAV女優さんに、ディーラーとして、カジノでイベント的に働いて欲しい」というものだ。ある話では、2泊3日で20~30万円、飛行機代は別途という好条件だった。

 仕事内容は、ディーラーとしての研修を少し受けた後、VIP席のボックスに立ち、実際にカードを操って、接客をするのが仕事。服装も水着やセクシー下着というものを求められるわけではなく、本物のディーラーと同じように白いシャツに黒い蝶ネクタイという正装である。

 AV女優なのに、セクシーなし? 本当にそれだけなの? と思われるかもしれない。もちろん、ただディーラーをすることだけが目的ではない。

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