ロビン・ウィリアムズ、妻と子の遺産争いに

 昨年亡くなった名俳優ロビン・ウィリアムズさん(享年63)の遺産を相続をめぐって、夫人側と3人の子供側が法廷で争っていることが、米NYタイムズの報道でわかった。3人の子供のために信託財産が設定されているものの、夫人側が自身の受け取り分の少なさに不満を持っていることが原因のようだ。


左からザカリー、ロビン、スーザンの3氏
 昨年8月にカリフォルニア州の自宅で亡くなった、ウィリアムズさん。その功績はここで説明するまでもないが、私生活ではうつ病などを患い闘病生活も長く、3度の結婚を繰り返し、離婚によって資産もかなり減少していたようだ。

 これまでに3人の子供をもうけており、2011年にはスーザン氏と3度目の結婚をした。

 そして亡くなるにあたっては、生前に信託財産を設定しており、子供が21歳、25歳、30歳と3段階に分けて相続するようになっているという。資産総額は明らかではないが、2度の離婚で3000万ドル以上の資産を失っているともされる。晩年にテレビ界に復帰した動機も、お金のためであったことを本人が語ったこともある。

 ただ、家、宝石、衣服、遺留品なども子供側に所有権があり、結婚式で着用したタキシードなども妻スーザン氏にはないという。スーザン氏は、自身の相続分が少ないことが不満な上に、思い出の品を譲ることも要求しているという。

 一方で、子供のザカリー、ゼルダ、コビーの3氏は「信託契約の内容を変えようとしている」などと主張しているという。

 相続の信託契約は子供に配慮した内容だと考えられるが、晩年の結婚は夫の死後、よく揉める。

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