バフェット氏がエクソンなど石油株を売却

 大富豪の米著名投資家ウォーレン・バフェット氏の投資会社バークシャー・ハサウェイがエクソンモービル株、コノコフィリップス株を売却し、一方で、農機具メーカーのディア&カンパニーをポートフォリオに加え、IBMを買い増ししていることがわかった。

 SEC(米証券取引委員会)に提出したファイルによると、石油大手エクソンモービル株4000万株超、平均時価約39億ドルが記載から外れている。コノコフィリップスは47万株で時価3611万ドルも外れた。

 バークシャーは2013の第3四半期にエクソン株を取得。同社のポートフォリオでは約4%にあたる規模の買い入れだった。エクソンモービルは原油価格急落の影響が生産に影響を及ぼしている。また、石油メジャーの一角を占めるコノコフィリップス
も昨年第4四半期は赤字に転落している。

 その一方で目立った買い増しは、世界最大の農機具メーカーである、ディア&カンパニー。約756万株から1700万株超に増えている。時価にして15億ドル以上となる。

 また、IBMも650万株買い増しして、7690万株となった。

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