ベントレー、ポルシェが信頼性評価で最下位

 自動車メーカーの信頼性の指標が英保険会社ワラントリーダイレクトから発表され、最下位はベントレー、ブービーがポルシェという結果が出た。1位はホンダで4位までは日本メーカーが占めた。


 これは「Reliability Index」という、修理コスト、故障の頻度、耐用年数など15項目にわたって調査したものを指数化。この指数の平均は118で、1位ホンダが42、2位ダイハツが44、3位スズキが67と大きく下回っている。その一方で、最下位39位のベントレーは645、38位ポルシェは365だった。平均レベルは19位キアの116あたりとなる。

 平均修理コストは高級車にとってはマイナス事項でもあるが、最下位39位はポルシェで766.48ポンド、38位ベントレーで682.03ポンド、37位アウディで513.45ポンドだった。指数順位は次のとおりとなる。

1 ホンダ
2 ダイハツ
3 スズキ
4 トヨタ
5 シボレー
6 マツダ
7 フォード
8 レクサス
9 スコダ
10 ヒュンダイ

11 スバル
12 ニッサン
13 ダイウ
14 プジョー
15 フィアット
16 シトロエン
17 ミツビシ
18 スマート
19 キア
20 ボクスホール

21 シート
21 ルノー
22 ミニ
23 フォルクスワーゲン
24 ローバー
25 ボルボ
26 サーブ
27 ワンドローバー
28 BMW
28 MG
30 ジャガー
31 サンヨン
32 メルセデスベンツ
33 クライスラー
34 アウディ
35 ジープ
36 ポルシェ
37 ベントレー

 ただし、この評価自体は英国市場の消費者間での評価という見方もでき、米国、中国などの評価ではないということもある。ちなみに、ポルシェAGは先日公表した今年3月の月次出荷台数が2万台を突破している。前年同期比の同31.5%増。今年1~3月期でも5万1102台を出荷し、前年同期比32%増だった。言うまでもなく、コストもブランドのうちなのである。

 ちなみに、ワーストの10車種では次のようになる。

  車種     レイティング
1 アウディR56  1125
2 BMWM5     776
3 ニッサンGT-R 658
4 ポルシェ911 996 630
5 ベントレーコンチネンタルGT 603
6 メルセデスベンツCL 584
7 メルセデスVクラス 575
8 シトロエンC6   512
9 メルセデスベンツSL 502
10 メルセデスベンツGL 489

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