悲運に泣いたミス・ユニバースロシア

 呪われた!? ミス・ユニバースロシアにまたも不運。バハマで行われていたミス・ユニバース2009で、決勝に進出していたロシアのソフィア・ルディバさんのクツが無くなっていたことが25日わかった。涙を見せることなく笑顔でのキャットウォークも実らなかった。

 最終コンテストは民族衣装、水着などの審査。前の日に行われたリハーサルでは、前評判も高く、優勝候補に推す声も出ていた。しかし、当日控え室でクツがなくなっていたのだという。誰の仕業か、神のイタズラかはわからない。それでも涙を見せる暇などない。ソフィアさんは練習どおりのキャットウォークを披露した。

 もちろん、ライバルたちの嫌がらせだとは考えたくはないが、あまりにも酷い仕打ちであることは確かだ。

 ついでに、ソフィアさんは、先に行われたミス・ワールドのロシア大会でも、15歳ごろに撮影した際どい写真が男性誌に掲載されたために問題視されていた。

 美人大国ロシアもなぜか、ミス・ユニバースでは影が薄い。それは、2002年にまでさかのぼる。同年の大会でロシア国籍の女性が優勝したが規約違反によりタイトルを剥奪された。これは、学業が忙しくなり、ミス・ユニバースとしての規定の活動ができなかったという理由からだ。一般的にはこの女性は、名実ともにミス・ユニバースとして見なされることが多い。だがその後、ロシア代表は勝利の女神に見放されたかのように、毎年優勝候補に挙がるものの戴冠できていない。

 ただ、ソフィアさんは現実を受け止めて「米国で演技を勉強したい」と清々しい笑顔で語っていた。


ミス・ユニバースロシア(公式HPから)

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