元ゴールドマンの仮想通貨ヘッジファンドが頓挫

ヘッジファンド運用者のマイケル・ノボグラーツ氏は、仮想通貨を用いたヘッジファンドの設立計画を棚上げすると、ブルームバーグが報じた。

ノボグラーツ氏はゴールドマン・サックス・グループやフォートレス・インベストメント・グループでマクロトレーダーを務めた人物。仮想通貨に対して強気の予想をしていたが、市場を見て予想を変えたようだ。

同氏は、以前は仮想通貨が最大のバブルであるとし、金融において大きな力を持つものになるという考えを持っていた。今月には価格が5万ドルに達する、それ以前は4万ドルと考えていたため、より期待を高めていた。

その後、ブルームバーグの電話取材で、ノボグラーツ氏は「市場環境は好ましくなく、われわれの事業を評価し直すべきだと考えた」と説明。「現時点で一時停止ボタンを押すのは非常に賢明なことだと考えている」と加えた。

ビットコインは22日に急落し、一時1万776ドルを付けた。週間ベースでは安値で39%の下落となる。

ノボグラーツ氏は強気の姿勢から転向、ビットコインは今後も急落が続き、8000ドルに下げる可能性があると予想している。

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