英国ヘッジファンドがプラス28.6%

英国のヘッジファンド、TCIファンドマネジメントの旗艦ヘッジファンドが、EU離脱による混乱で続く英国経済の不調をものともせず、プラス28.6%で今年を終える見込みであると、ロイターが報じた。

同社が投資家向けの文章を通じて明かしたもので、クリストファー・ホーン氏が2003年に設立した同ファンドは運用資金175億ドル、ロンドン証券取引所の5%を動かしているとされる。

ロンドン証券取引所は英国経済の不調に加え、トップの異動なども混乱に拍車をかけ、株価の変動を繰り返した。

ホーン氏のヘッジファンドは英国以外の企業に注力、ポルシェ、民泊のAirbnbグループ、防衛、航空、通信分野のフランスの複合企業体サフランなどに投資した。今年、それらの企業はどれも大きくシェアを拡大した。

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