貯金500万円からの資産運用!投資する場合のポートフォリオ例を紹介!

貯金500万円で30年間の資産運用シミュレーション
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貯金500万円からでも資産運用は有効!

長期的視野に立って資産運用をすると、貯金500万円からでも資産を大きく増やせる可能性があります。金融庁も資産形成(投資)にあたってのポイントは「長期投資」にあると言及しており、資産形成をするうえで長期投資が有効であることを認めています。

資産形成(投資)にあたってのポイントは「長期投資」「積立投資」「分散投資」。投資を始めたら、長期間続けること!

金融庁 総合政策局 総合政策課『長期・積立・分散投資とNISA制度』

貯金500万円からの資産運用で長期投資が有効な理由は、複利効果の恩恵が受けられるからです。投資は早く始めるほど複利効果を実感できるので、貯金500万円ある方はすぐにでも資産運用を始めることを検討しましょう。

貯金500万円ある人におすすめの資産運用方法やポートフォリオ

金融庁は「分散投資」を推奨しており、貯金500万円で資産運用をする際は複数の金融商品で投資することが大切です。以下では、貯金から生活資金を差し引いた「余剰資金500万円」で資産運用をする際のポートフォリオの一例になります。

資産運用方法 資産の割合 資産の金額
投資信託 30% 150万円
株式投資 25% 125万円
REIT 25% 125万円
国債 20% 100万円

投資信託:150万円(30%)

余剰資金500万円で資産運用をする際に、全体の30%に該当する150万円で投資信託を購入する選択肢があります。投資信託には6,000本近くの銘柄があり、ハイリスク・ハイリターンのものからローリスク・ローリターンのものまで自分に合った銘柄を選べます。

6,000本近くの銘柄の中には、国が定めた税制上の優遇制度である「iDeCo」や「つみたてNISA」の対象銘柄もあります。節税効果を高めたい場合は、iDeCoやつみたてNISAを利用できる上場株式投資信託(ETF)が向いています。

ETFだと、年利3~5%程度の分配金利回りが期待できます。

参考:nikko am「ETFランキング(2021年7月)

株式投資:125万円(25%)

余剰資金500万円で資産運用をする場合、全体の25%の125万円を株式投資で運用すると大きな利益を獲得できる可能性があります。

株式の中には年間の値上がり率が300%(※)を超える銘柄もあり、株価が安い時に仕込んでおくと大きな利益を獲得できることがあります。

(※)IR BANK「株価値上がり率ランキング(年間)

ただし、大きな利益を獲得できる可能性がある反面、株価が値下がりすると大損することがあるので、リスクとリターンのバランスを考慮して銘柄を選ぶことが大切です。

一般的には株式投資の平均利回りは3~7%程度であり、125万円を株式投資で運用すると年間で6万円程度のリターンが期待できます。

REIT:125万円(25%)

余剰資金500万円で資産運用をする際は、全体の25%の125万円をREIT(リート)で運用すると、不動産投資で資産を増やせる可能性があります。REITは投資信託の一種であり、大勢の投資家から集めた資金で不動産投資を行うことで収益を出します。

不動産投資をするには、マンションやアパートなどの収益物件を購入することが必要になります。一方でREITでは、高額な資金で収益物件を購入しなくても不動産投資を行えます。

日本国内の不動産に投資するJ-REIT(不動産投資信託)の分配金利回りは3~5%程度(※)であり、125万円をJ-REITで運用すると年間で5万円程度の利益が期待できます。

(※)JAPAN-REIT.COM「利回り一覧

国債:100万円(20%)

余剰資金500万円で資産運用をする場合、全体の20%の100万円を国債で運用すると、資産運用の安全性を高められます。国債は国が資金調達のために発行する債券であり、満期まで定期的に利子を受け取れ、満期になると元本が償還されます。

個人向け国債の場合、適用利率の下限は0.05%(※)となっており、100万円で個人向け国債を購入すると年間で500円の利益が出ます。

(※)財務省「現在募集中の個人向け国債・新窓販国債

個人向け国債で資産運用をしても利益はほとんど出ませんが、日本国債は元本割れを起こすリスクが極めて低く、投資の安全性の向上に貢献します。

貯金500万円で30年間の資産運用シミュレーション

貯金500万円で30年間の資産運用シミュレーション

それでは次に、貯金500万円を1,3,5,7,10%の利回りで30年間資産運用したときのシミュレーションを紹介します。なお、このシミュレーションでは利益を再投資する複利運用を前提にしています。

利回り 10年後 20年後 30年後
1% 552万円 610万円 674万円
3% 672万円 903万円 1,214万円
5% 814万円 1,327万円 2,161万円
7% 984万円 1,935万円 3,806万円
10% 1,297万円 3,364万円 8,725万円

貯金500万円を年利5%で運用すると、10年後には500万円が814万円になり、30年後には4倍以上の2,161万円まで資産を増やせます。

これが利益を再投資することで得られる複利効果であり、長期投資をすると複利効果で資産を大きく増やせる可能性があることがわかります。

年利が倍の10%になると、10年後には2倍以上の1,297万円に資産が増え、30年後には8倍以上の8,725万円まで資産を増やせます。年利10%を狙える金融商品は限定されますが、例えばヘッジファンドだと年利10%以上の高利回りを目指せます。

さらに、資産運用金額ごとに資産の増え方をシミュレーションしてみたい方は、以下のリンクもチェックしてみましょう。

資産運用金額ごとのシミュレーション
500万円 1,000万円 2,000万円
3,000万円 4,000万円 5,000万円
6,000万円 1億円 3億円
5億円 10億円

貯金500万円で資産運用するときのポイントや注意点

貯金500万円で資産運用する際のポイントや注意点は以下の通りです。以下の点に注意して資産運用を行いましょう。

自分の許容リスクを決めておく

貯金500万円で資産運用する際は、あらかじめ自分の許容リスクを決めておくことが大切です。許容リスクを決めておかないと、ついハイリスク・ハイリターンの危険な金融商品に手を出して大損してしまう恐れがあります。

高利回りが期待できる金融商品は魅力がありますが、元本割れを起こすリスクも高くなります。資産運用の安全性を高めるためにも、リスクとリターンの両面を考慮して投資対象の金融商品を選ぶことが大切です。

早めに始めることで複利効果を実感できる

貯金500万円で資産運用をする場合、早めに始めることで複利効果を実感できるようになります。資産運用は早く始めるほど投資期間も長くなり、長期間にわたって複利効果の恩恵を受けて資産を増やせます。

例えば20代で資産運用を始めると、50代・60代に向けて30年・40年と長期運用することになるので、資産を大きく増やせる可能性が高まります。複利効果の恩恵を最大限に享受するためにも、資産運用は早めに始めましょう。

運用しながら知識をつけていく

資産運用をするには投資の専門知識が必要になってきますが、運用しながら知識をつけていく姿勢が大切です。「習うより慣れろ」ということわざは資産運用にも当てはまり、本を読んで勉強するよりも実際に体験してみた方が早く習得できます。

そこで簡単な入門書を1冊読み終わったら、まずは実践してみるのが良いでしょう。ネットバンクやネット証券を利用すると投資信託なら100円~で購入できるので、手軽に資産運用を始めることができます。

貯金500万円の資産はヘッジファンドでの運用を検討しよう

ここまで見てきた通り、貯金500万円の投資でも、長期的に運用することで将来的に大きな資産になる可能性があります。長期的な運用を心がければ複利効果があるので、分散投資を心がけながら大きなリスクを避けた投資も目指せます

また「貯金500万円から資産運用を始めて、1,000万円まで増やせたけれど、プロの投資家にも依頼してみたい」という方は、ぜひヘッジファンドダイレクトにご相談ください。

ヘッジファンドダイレクトでは、1,000万円の預入から投資の専門家に運用を依頼できるヘッジファンドを紹介しているので、長期的な視点で資産を増やしていきたい方のニーズに応えられるでしょう。

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