JR東海の新社長に山田佳臣氏

 JR東海は29日に取締役会を開催し、山田佳臣副社長(61)が4月1日付で社長に昇格することを決めた。松本正之社長(65)は副会長に就任する。

 山田佳臣氏(やまだ・よしおみ)は東京大学卒で、1971年に旧国鉄入り。JR東海常務、専務などを経て04年から副社長。山田氏は人事、総務、企画畑を歩んできた。

 今回の社長交代は、松本体制が6年目に差しかかり、推進しているリニア新幹線事業を次の世代に継承していくという意味もあり下の世代の山田氏にバトンタッチすることになった。松本氏は代表権のある副会長に、葛西敬之会長は代表権のあるまま留任する。

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