ゴールドスミス家御曹司、ロスチャイルド家女性と不倫で離婚

 ゴールドスミス家御曹司で環境活動家としても有名なザック・ゴールドスミス氏(35)が、妻シェヘラザードさん(36)と離婚することが明らかになった。ゴールドスミス氏が、金融財閥ロスチャイルド家のメンバーで、親戚のアリス・ロスチャイルドさん(26)と不倫をしていたことが原因。英メディアが報じた。

 ザック・ゴールドスミス氏は、著名なユダヤ系大富豪・故ジェームズ・ゴールドスミス卿とレディ・アナベルさんの息子。ゴールドスミス氏とシェヘラザードさんは1999年に結婚したが、昨年シェヘラザードさんが夫の不倫を知り、別居していた。不倫相手のアリス・ロスチャイルドさんは、ゴールドスミス氏の弟・ベンさんの妻の妹。

 離婚は数週間以内に成立するとみられているが、ゴールドスミス氏の資産が2億ポンドから3億ポンド(270億円~405億円)と予想されるため、莫大な慰謝料が支払われると注目されている。法律家は、同氏の資産のほとんどは父親の遺産のため、妻への財産分与対象にはならないと予想。しかし、2008年のポール・マッカートニー氏と元妻ヘザー・ミルズさんの離婚慰謝料2430万ポンドを凌ぐ金額になる可能性があるとしている。

 ゴールドスミス家は中世より、独フランクフルト、英ロンドンを中心にヨーロッパの金融を掌握してきたマーチャント・バンカー。古くからロスチャイルド家とは姻戚関係にあることで知られる。ゴールドスミス氏は、先日の総選挙でロンドンのリッチモンド・パーク選挙区で保守党の新人議員として初当選していた。


ザック・ゴールドスミス氏と妻シェヘラザードさん

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